2010年3月16日火曜日

RFIDタグ

RFIDタグとは、物体の識別に利用される微小な無線ICチップ。自身の識別コードなどの情報が記録されており、電波を使って管理システムと情報を送受信する能力をもつ。RFIDタグは産業界においてバーコードに代わる商品識別?管理技術として研究が進められてきたが、それに留まらず社会のIT化?自動化を推進する上での基盤技術として注目が高まっている。 RFIDタグは対環境性に優れた数cm程度の大きさで、電波や電磁波で読み取り器と交信する。近年ではアンテナ側からの非接触電力伝送技術により、電池を持たない半永久的に利用可能なタグも登場している。RFIDタグの形状はラベル型、カード型、コイン型、スティック型など様々であり、用途に応じて選択する。通信距離は数mm程度のものから数mのものがあり、これも用途に応じて使い分けられる。 将来的にはすべての商品に微小なRFIDタグが添付され、世界的な流通インフラとなる可能性がある。食品を買ってきて冷蔵庫に入れると自動的に識別し、保持している食品のリストを作ったり消費期限を知らせたりする「インテリジェント冷蔵庫」などのIT家電が構想されている。 製品にID情報を割り当てる規格では、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が中心となって進めている「Auto-ID Center」の取り組みが先行している。また、日本でも、東京大学の坂村健教授などが中心となって「ユビキタスIDセンター」が設立され、大手電機メーカーなどが参加している。



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